イヌイフュージョンは、鉄やステンレス、銅、真鍮などの金属素材を用いたオリジナル製品を、すべて自社工房で製造しています。
「熱する」「叩く」「曲げる」といった手仕事を通じて、素材の質感を最大限に引き出し、住宅・店舗・オフィスなど空間全体の印象を高めるものづくりを行っています。自社設計から製造、現場施工までを一貫して担う体制で、デザイン性と強度の両立を実現。
草加の職人が手がける一点物の製品を通じて、“長く愛される空間”をお届けします。
イヌイフュージョンの製造哲学 ― 「デザイン×技術×素材」
私たちの製造は、単なる金属加工ではなく、“空間をデザインする仕事”です。 ロートアイアンのしなやかさ、銅の経年変化が生む深み、ステンレスの清潔感など、素材それぞれの特性を活かしながら、美しさと耐久性を両立したデザインを追求しています。
中でも最も使用頻度の高い素材が鉄(クロカワ)です。 職人が一つひとつ鉄を熱し、金鎚で叩き、曲げることで、無垢の鉄にしなやかさと柔らかいデザイン性を与えています。叩く工程を重ねることで強度が増し、優雅さと堅牢さを併せ持つロートアイアンならではの魅力が生まれます。
鉄を曲げて曲線をつくる工程では、図面以上の美しさを追求し、叩きを入れる工程では、狙った場所に正確に鎚を入れる職人の感覚と技術が求められます。 800度を超える熱を入れた鉄は一瞬で柔らかくなり、その表面に残る叩き跡が唯一無二の表情をつくり出します。溶接部分の美しさにもこだわりながら、職人の“手の温もり”を宿したモダンなデザインを生み出しています。
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自社工房での一貫製造
― 品質と納期を安定させる体制1991年からロートアイアン製品の製造を開始した草加市に構える自社工房では、設計から製造、仕上げまでを一貫して行っています。1968年の創業以来培ってきた製造技術をもとに、現在では20代の若手から60代のベテランまで様々な世代の職人が所属し、それぞれの経験と発想が融合した自由なデザインが強みとなっています。職人によるデザインの再調整や細部の修正にも柔軟に対応しており、品質と納期を安定させる体制があります。
また、経験を積んだ職人が加工精度が求められる部品にはレーザーカット、意匠性を重視する部分には手叩き仕上げを採用するなど、工程ごとに最適な方法を選択することにより、デザイン性と強度を両立。少量生産にも対応し、店舗用什器・建築金物など用途に合わせたオーダーメイド製造が可能となりました。
自社の職人だけでなく、隣接するグループ会社「KOBATECH」に在籍する若手職人とも連携。世代や会社の垣根を超えたチーム体制で製作を行っています。
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職人技が生み出す“手の温もり”
イヌイフュージョンの工房では、熟練した職人が一点ずつ手作業で金属を仕上げています。 叩く音、焼けた金属の匂い、飛び散る火花――そのすべてを感じ取りながら、最も美しい瞬間を逃さず形にしていきます。
例えばロートアイアン製の手すりは、曲線のバランスを目で見て、手で確かめながら仕上げます。 銅製ポストは、年月とともに緑青が現れ、少しずつ表情を変えていく。 その変化こそが「生きる素材」の魅力であり、手仕事が生み出す唯一の味わいです。
かつては銅製ポストが代表作でしたが、現在では、長年の経験と確かな技術力をもとに、 お客様一人ひとりの想いに合わせた特注品すべてが代表作となっています。
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施工現場で磨かれる技術
― “つくる”から“納める”までイヌイフュージョンは、製造だけでなく現場での施工まで一貫して対応しています。 施工時には、壁材や床材との相性を確認しながら取付角度を微調整し、建物のわずかな歪みや傾斜に合わせて金具を再加工することもあります。
わずか1mmの違いが仕上がりの印象を左右するため、職人自らが現場で最終確認と微調整を行うことを大切にしています。
現場の規模や内容に応じて、グループ会社「KOBATECH」の職人と協力し、確かな技術力とチームワークで高品質な施工を実現しています。住宅や店舗に加え、ハウスメーカーや設計事務所との協働案件も多く、空間デザインと施工品質の両立を追求しています。
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長年培った技術と
デザイン力で、 空間をトータルに提案 製品の美しさは、単体の造形だけでは完成しません。 イヌイフュージョンでは、建築や空間全体のトーンに合わせたトータルプランニングを行い、金属が持つ質感と存在感を最大限に引き出します。
素材選びから仕上げの質感、設置後の空間バランスに至るまで細部にこだわり、他社との差別化につながる提案を行っています。
今後は、これまで培ってきた金属デザインと施工技術を活かし、店舗やオフィスなどの内装分野にもより一層力を注ぎながら、 空間そのものの価値を高める「金属デザイン」の可能性を、さらに広げていきます。
草加の工房から生まれるブランド
― 地域とともに歩むものづくり
Soka Brands
埼玉県草加市は、古くから“ものづくりのまち”として知られています。 イヌイフュージョンもその地で育まれた職人文化の一員として、地域の製造ネットワークや異業種との協働を重ねています。 「草加ものづくりブランド」にも認定され、地元企業や職人たちとの連携により、より精密で高品質な製品づくりを追求しています。
また、草加市が主催する「草加モノづくり探検隊」に10年以上参加し、子どもたちに向けてモノづくりの楽しさを伝えるなど、地域とのつながりを 大切にした活動も行っています。 草加市の新庁舎建設時には、公募デザインによるメモリアルプレートを製造。 さらに、埼玉県宅地建物取引業協会埼玉東支部草加地区会からの依頼により、市長へのお便りボックス&スタンドも手掛けました。
草加から発信する本物の金属デザインを、全国の住宅や店舗、商業施設へ。
ローカルで培った手仕事の精神こそが、イヌイフュージョンの誇りです