展示場の“はじまり”の顔となる象徴的モニュメントの提案
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施工名
ハウスメーカー新展示場 モニュメント
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価格
内容に応じて調整
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納期
内容に応じて調整
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サイズ・仕様(寸法、素材、仕上げ方法など)
・素材:鉄(クロカワ)
・仕上げ:防錆処理+艶消し黒塗装
展示場の入口に、ひと目で印象に残る“象徴”をつくる
東京都世田谷区にて、ハウスメーカー様の新展示場開業にあたり、入口に設置するモニュメントの製作をご依頼いただきました。
建築・外構・リフォームといった各部門が集まる拠点となる展示場。来場者にとって最初に目に入る“入口の印象”は、その後の体験全体にも影響します。
今回求められたのは、単なる装飾ではなく、展示場の“顔”として機能する存在。
条件は「鳥をモチーフにした立体造形」であること、そしてデザインから一貫して任せたいというものでした。
限られた予算と条件の中で、空間の印象を引き上げるものづくりが求められるプロジェクトとなりました。
意味と印象を両立させる、デザインからの提案
今回のモニュメントは、企画営業によるデッサンからスタートしています。
意識したのは、「遠くからでも印象に残る造形」と「空間に意味を与えるモチーフ」の両立です。
選んだのはペリカン。
特徴的なくちばしによるシルエットの強さに加え、母性愛や家族愛の象徴として語られることもある存在です。ご家族で来場される住宅展示場という場に自然と調和し、ハウスメーカーの営業の方々の話のタネになることを考えました。
さらに、大きく羽を広げる姿には、新しい展示場がこれから広がっていくイメージも重ねています。
平面のデザインを立体とする為、ベテランの工場長がロートアイアンの技法を用いて、鉄を熱し、叩き、曲げ、培った溶接技術をいかんなく発揮して、最高の一羽が完成しました。
当社では社内工房でのデザインから製作、実際の現場施工まで一貫して対応しており、デザインの意図を保ちながら現実の形へと落とし込んでいます。
シルエットで魅せる、鉄の存在感
本体にはクロカワ材を使用し、鉄そのものの質感を活かした仕上げとしています。叩きによって生まれる鎚目や表面の揺らぎが、光を受けることでやわらかな陰影をつくり出します。
今回は設置位置が高所であるため、細かな装飾よりも“シルエットの強さ”を重視しました。
艶消し黒で全体をまとめることで、形そのものがくっきりと浮かび上がるように調整しています。
羽の広がりやくちばしのラインは、遠くから見たときの印象を左右する重要な要素です。視線の抜け方やバランスを確認しながら、ミリ単位で形状を整えています。
胴体・くちばし・羽・脚といった各パーツは、すべてロートアイアンの技法を用いて成形し、最終的に一体構造として組み上げています。接合部の処理や内部の補強を調整し、風や振動に対しても安定する仕様としています。
金属を単なる素材としてではなく、空間を語る要素として扱う。
その考え方が、このモニュメントにも表れています。
見た目の軽やかさと、確かな安全性を両立
高い位置に設置されるモニュメントであるため、見た目の印象と同時に、構造的な安全性も重要なポイントになります。
また、取付においても現場条件に合わせた調整を行い、設置精度が仕上がりに影響しないよう配慮しています。現場での微調整も重要な工程です。
意匠と安全性、その両方を崩さず成立させることを意識した設計としています。
展示場の記憶に残る“最初の景色”に
完成後、展示場へと続く階段を上ると、視線の先にペリカンのシルエットが現れます。自然と目に入り、来場者の記憶に残る位置関係となっています。
施主様からも「展示場の顔として非常に印象的」との評価をいただきました。
また、羽ばたく姿に込めた意味についても共感いただき、施設の象徴として受け取っていただいています。
それぞれの空間に“顔”をつくるオーダーメイド製品を
イヌイフュージョンでは、ロートアイアンの技法をベースに、鉄・ステンレス・銅・真鍮など多様な金属加工を行っています。叩き・曲げ・溶接による造形を活かし、空間に合わせた一点物の製品をご提案しています。
店舗内装やインテリア施工、エクステリア施工において、象徴となる要素や印象をつくるパーツは、空間全体の価値を大きく左右します。
「こういうものをつくりたい」というイメージの段階からでも問題ありません。
設計段階から伴走し、意味のあるかたちへと具体化していきます。
お客様それぞれの印象に残るその場所の“顔”をつくるお手伝いができれば幸いです。