階段下地と手すりの一体設計
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施工名
ハウスメーカー新展示場 階段下地&手すり
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価格
内容に応じて調整
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納期
図面承認後、3週間程度
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サイズ・仕様(寸法、素材、仕上げ方法など)
・素材:鉄(クロカワ)
・仕上げ:溶融亜鉛メッキ+艶消し黒塗装
展示場の導線をつくる、階段と手すりの一体設計
東京都世田谷区にて、新たにオープンするハウスメーカー様の展示場における階段下地および手すりの製作・設置補助をご依頼いただきました。
建築・外構・リフォームといった各部門が集まる展示場において、しっかりとした作りの階段下地を製作し、タイル職人さんとコミュニケーションをとりながら、現場に設置するところまでが当社の役割でした。
今回のご依頼では、設計側で決められた寸法条件に対し、階段下地と手すりを一体で製作・施工することが求められました。限られた条件の中で、精度と施工性を両立させる必要があるプロジェクトとなりました。
図面から現場までをつなぐ一貫対応
階段と手すりを同時に製作する場合、図面上の寸法だけでなく、現場での納まりや施工順序まで見据えた設計が重要になります。特に展示場のような空間では、見た目の仕上がりと使い勝手の双方が求められます。
イヌイフュージョンでは、社内工房での製作から現場施工までを一貫して対応しています。図面段階での意図をそのまま現場へつなぐことで、製作と施工の間にズレが生じにくい体制を整えています。
ロートアイアンは、鉄に熱を入れ、叩き、曲げ、溶接することで形を生む技法です。今回のような構造体においても、その基盤となる加工技術が活かされており、細部の納まりやラインの精度に影響しています。
ミリ単位での寸法管理を行いながら、現場での据付精度まで含めて調整を重ねました。
素材の質感がつくる空間の印象
本件では、クロカワ材をベースにメッキ処理を施し、その上から艶消し黒塗装で仕上げています。防錆性能を確保しながら、落ち着いた質感を持たせる仕様です。
艶を抑えた黒は、光の反射をコントロールし、階段全体の輪郭を引き締める役割を果たします。シンプルな構成でありながら、素材の持つ力によって空間に奥行きが生まれます。
特に階段手すりは、直線的なデザインを保つため材の厚みの選定や、作りにこだわりました。
金属は単なる構造材ではなく、空間の印象を左右する要素のひとつです。今回も、展示場という場にふさわしいバランスを意識しながら仕上げています。
大型構造物に求められる精度と安全性
今回の施工で特に重要だったのが、階段下地の製作における精度管理です。大型の鉄骨構造は、溶接時の熱によって歪みが生じやすく、そのままでは図面通りの寸法を維持することが難しくなります。
そのため、製作段階で歪みの発生を見越した組み立てと、溶接後の修正作業を行い、最終的に精度を合わせています。この工程は仕上がりの品質に直結するため、慎重に進めました。
また、手すりについても、握りやすさや高さ、強度といった基本性能を満たしながら、全体のラインを崩さないよう設計しています。日常的に使用される設備であるからこそ、安全性と意匠性の両立を前提としています。
空間の使いやすさを支える基盤として
完成した階段と手すりは、展示場内の動線として自然に機能し、来場者の移動を支えています。過度に主張することなく、空間の一部として溶け込みながら、全体の印象を整える役割を担っています。
構造としての確実性と、空間に対する調和。その両方が成立することで、はじめて“使いやすい空間”として機能します。
今回の施工は、その基盤を支える要素として、重要な役割を果たしています。
製造と施工を一体で考えるエクステリア施工
イヌイフュージョンでは、ロートアイアンの技法を基盤に、鉄・ステンレス・銅・真鍮など多様な金属加工を行い、エクステリア施工・インテリア施工に対応しています。
階段や手すりのように、構造と意匠が密接に関わる案件では、製造と施工を分けずに一体で考えることが重要です。設計意図を正確に形にし、現場で確実に成立させる体制を整えています。
「寸法条件が厳しい」「施工まで一括で任せたい」といったご相談にも対応可能です。
設計段階からでもお気軽にご相談ください。